密着!編集担当!

H.N

INTERVIEW

  • H.N
    2013年入社
    運営本部 テクニカルエキスパート
    冊子担当・副編集長/印刷担当 

ステージ情報誌の編集部と言うと一見華やかな印象ですが、その一方でどのような努力が必要になりますか?

H.N
フリーペーパー「カンフェティ」はほぼ全てのページが広告枠、つまり“商品”。ページ数は毎月決まっているので、必ず全ての広告枠を埋めなくてはいけません。大型の案件は営業部と連携しつつ、私自身も内勤業務をしながら電話やメールを駆使して芸術団体様にアプローチし案件を獲得してゆきます。まれにギリギリまで枠が埋まらないときには副編集長として大きなプレッシャーを感じます。
インタビュー

忙しいイメージがありますが、実際の雰囲気を教えてください。

H.N
確かに、校了日周辺は月一番の忙しさだと思います。編集部一同ひたすら校正紙と向き合い、全てのページの文字・画像の一つひとつが正確か、適切な表現かを確かめていくので、想像以上に地道な作業の連続です。でも、校了日と言えど日付をまたぐことはありません。これは、先代、先々代を含む編集部員みんなが試行錯誤し効率化を重ねてきたおかげだと思います。また、無事発行日を迎えたあとは、各々定時に上がってショッピングをしたり、時間休を取得して観劇に行ったり……と、しっかりリフレッシュの時間を確保するようにしています。穏やかな日と忙しい日のルーティンがある程度決まっているので、メリハリを付けて業務に取り組めていますね。ちなみに今は、マネジメントの役割を頂いたので、編集部に加えて印刷部門のマネジメントも並行して行っています。

普通の日 「“フリーペーパー カンフェティ”編集期間真っ最中!」

9:20 出社、メールチェックなど
9:40 朝礼
10:15 管理職会議
11:15 編集部+営業合同会議
12:00 ライター・カメラマンから上がってきたインタビュー原稿・写真をチェックし、広告主やご所属事務所へ確認を依頼
12:30 ランチ
13:30 2ヶ月先の発行号の広告獲得に向け、営業声掛けリストの作成 / ゲラの作成・修正対応
17:00 編集部全員で校了・未校了ページや進捗確認
18:30(定時)~18:45 休憩
18:45 ゲラの作成・修正対応等
20:30 退社

仕事の多い日 「勝負の日! 校了日」

9:00 出社、メールチェック、広告主様と校正やり取り
9:40 朝礼
10:00 校正作業
12:00 編集部全員で進捗確認(この他、15時と18時にも進捗確認があります)
12:30 ランチ
13:30 校正作業・他の編集の担当ページを校閲
18:00 他の編集部員が校閲してくれた自分の校正紙が手元に戻ってくるので、資料と突き合わせて事実確認をしたり広告主さまにご連絡をとったりしながら、ひたすら修正していきます。この間も、未校了の広告主とのやりとりは進行しています。
18:30(定時)~18:45 休憩
21:00 原稿の修正をデザイナーさんにパスし終えたら、上がってきた修正稿を再度チェック
22:00 修正漏れをさらい終えたら、再度全ページ通してチェック
22:40 校了

仕事の少ない日 「“カンフェティ”校了後 別のチラシ媒体を1人で作成する期間」

9:20 出社、メールチェックなど
9:40 朝礼
10:15 チラシ媒体「Tickets GO! GO!」ゲラの作成
12:00 社内シンポジウム「Way to Now」受講
※中途社員が他社で得た知識・経験などをシェアする座談会
12:30 ランチ
13:30 引き続きゲラの作成・校正出し
17:00 営業チームと“カンフェティ”の広告獲得ミーティング
17:30 “カンフェティ”の広告営業電話かけ
※編集部員ですが、わたしは内勤営業のようなかたちで電話やメールで営業をかける案件もあります。
18:30 退社(友人と食事に行ったり、ときにはもっと早上がりして観劇や映画、ライブに行くことも。)

仕事をする中で、成長したと思う部分はどんなところですか?

H.N
編集部は編集長を含め4人のみで回しているので、効率化に関しては全員が絶えず工夫を重ねているんですね。誌面のクオリティを保ちながら時間短縮をするために、仕事のコツや気付きは意識してお互いに共有し合うようにしていて。私はもともと、自分で色々となにか試したり探求したりして、うまく行ったことを周りに教えてあげるのが好きだったんですが……仕事をしてきた中で、それがチームにも刺激を与えて「自分が得た知識や技術は惜しみなくチームメンバーに披露し、シェアする」雰囲気や土壌を自然に作れたことが一番の成長だと思っています。今では、部下の方から教えてもらうこともいっぱいあるんですよ。
インタビュー

入社してから今まで、嬉しかったこと・印象に残っていることを教えて下さい。

H.N
フリーペーパー『カンフェティ』は“観劇ビギナーが劇場に訪れるきっかけ”となることを目指して毎月発行されています。〈カンフェティに掲載しているこの舞台、行こうかな〉〈載ってて面白そうだから観てみたら最高だった〉などといった読者のリアクションをSNS等で拝見すると、何よりも嬉しいです。特に劇場や、電車でお客様が手に取った冊子をじっくり真剣に読んでくださっている姿を見たときには、嬉しいと同時に、“より良い誌面を作らねば”と気が引き締まりました。 また、入社して数年経った頃にある女優さんのインタビューを掲載した際、校了後に御本人から丁寧なお礼のメッセージを頂いたことがありました。舞台、映画、ドラマとご活躍されてお忙しい最中にも関わらず、ご自身できちんと目を通されコメントまで下さるその姿勢に、今でも思い出すたび「常に、自分の仕事に真剣に向き合ってくれる相手がいる」と背筋が伸びる気持ちになります。
インタビュー
デスクの必需品! 癒やし&リフレッシュグッズたち。

編集者として、これからの目標を教えてください。

H.N
『カンフェティ』は、弊社の企業理念である“エンタテインメントを、もっと身近なものに。”という指針を、かなりわかりやすい形で体現している業務のひとつ。その分、自社のイメージにも直結する部門でもあります。なので、もっともっと魅力的かつ、信頼できる情報を発信していかねばならないと思いますし、常にチャレンジングな姿勢を見せていきたい。 今後の目標は、「クロス・ジャンル」な媒体特性をもっと引き出していくことかなと思っています。 はじめは演劇のみのフリーペーパーとして始まったそうですが、いまや1冊のうちに演劇、ミュージカル、クラシック、ダンス、お笑い、伝統芸能などなど……と舞台芸術全般を広くカバーする冊子になりました。ジャンルで媒体を分けていない理由は、異ジャンルのファンだった方が「お隣の沼を覗いてみたら、なんかこっちも面白そうだな……」と、新たにファンになってださることを期待しているからなんですね。面白いものへのアンテナが高い方って、フットワークが軽いですから。ジャンルを横断して舞台芸術を楽しんでいただける方を増やし、これからもエンタメ業界を盛り上げるお手伝いがしたいと思ってます。

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