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HISTORY

20年の軌跡

ロングランプランニング株式会社、20年のあゆみを
代表取締役 榑松大剛へのインタビューで振り返ります。

  • ロングランプランニング株式会社 代表取締役 榑松大剛
    ロングランプランニング株式会社
    代表取締役 榑松大剛(くれまつひろたか)
    創業準備中の写真
    2004年2月 ロングランプランニング創業
    創業準備中(創業12日前)の写真

    まずは、会社を設立した理由を教えてください。

    私の場合、
    恥ずかしながら多くの創業者の方々のように、明確な理由が一つビシッとあるわけではありません。
    ですが「いくつかの要素」が集まった結果、うまくいく確率が自分基準を超え、さらにそれは「一生ワクワクできる」内容だと感じたことから、創業に踏み切ったと記憶しています。
    今は『思いついたら会社設立』という時代なのかもしれませんが、20年前はそうではありません。なので周囲の多くは「反対」でしたね。私もいちいち「いくつかの要素」を説明しなかったから、なおさらです。
    「いくつかの要素」ですが、当時の業界の企業の構造、参入障壁、業界規模、業界の将来性、自社(自分)の強み、といったところでしょうか。例えば参入障壁は、自社のサービスが成功したとき他社はどうでるか、と考えたときに、他業界ほど追随される危険性がかなり少ないという結果だった、といった具合です。「一生ワクワクできる」は、私にとって特に大事な理由です。「もうダメかも」の時に最後の力が出るか、自信を持って「一緒にやろうぜ」と仲間を誘えるかなど、たくさんの場面でこの理由は重要になってきます。

  • なれそめ演劇パンフレット
    なれそめ演劇
    結婚式に役者を派遣し、新郎新婦の出会いなどを演じるサービス。

    創業時は、舞台がないときの役者の仕事創出などをされていましたね。

    まず始めた役者の仕事創出の仕事は、「他業界からこの業界にお金を引っ張ってくることの難易度」を探り、「短時間でこの業界の根底の方々と深い付き合いを持つ」という意味で、創業初期に必要なものでした。
    ただ難易度は相当なものであることを知り、方針の軌道修正をすることになり、苦しんだ時期でもありました。一方でこの業界の温かさを知り、一層「一生ワクワクできる」場所だと確信できた時期でもありました。

  • ほどなくして、フリーペーパーのカンフェティが誕生しました。どんな発想から、はじめられたのですか?

    業界の根底の方々と深く付き合うなかで、「チラシ」の位置づけを教わりました。舞台とチラシは、なぜかとても相性が良く、そして観る側と作る側の双方に愛されているということです。であれば当然、欲しい人が自発的に取れる場所に置くべきだ → でも単独じゃコスト面や条件で難しい→ 当社が取りまとめて束にして設置……、という流れで、創刊号が発行されました。
    創刊号は、冊子というより「チラシ束のホチキス留め」です。その後、少しずつ改良を重ねて、今の姿になります。さすがに読みづらいということでチラシ束から冊子にしたり、クーポン紙にして鑑賞ハードルを下げたり、ポイントをつけてリピーターを作ったり。
    お察しのとおり、当社が展開するサービスは、誰かの閃きによる全く新しいサービスはなく、すべてお客様の「困ったの解消」をめざして始めたものにすぎません。「困ったの解消」をまず形にして、その後どんどん肉付けしていく、これが当社の理想形です。フリーペーパーの掲載料を、お金ではなくチケットで払える、などは今考えても勇気ある試みだったなあと思いますね。

  • チラシ折り込みイメージ
    チラシ折込サービス
    年間1200万枚以上のチラシを折込。劇場の席置き、駅・スーパー・カルチャーセンターのラックなどへ設置した。

    舞台にはかかせない公演チラシの印刷や折込サービスも開始していますね。障害者の方への仕事創出もされたと伺いました。

    公演チラシの印刷は、当社と印刷会社と紙問屋が手を組んで、用紙の大量仕入でボリュームディスカウントするというビジネスモデルでした。今の「ネット印刷」の手法です。当時は画期的でしたが…。

    折込サービスは、印象的なワンシーンをきっかけに始めました。折込束を作る作業に参加したときのこと。本多劇場の脇階段だったと思います。20-30人の制作者や役者さんが、わざわざそのために制作業や稽古を中断して、一同に介していました。これがとても奇妙に見えたのです。この作業は、どこかに委託し、皆さんは付加価値を生む本業に集中すべき。そしてこの解消こそ私たちの出番だ、と考えました。そんな勝手な使命感で、一気にスタートしました。
    折込作業は、当時ちょうど「悪法」と呼ばれた障害者自立支援法の施行で困っていた障害者施設の方に頼むことにしました。もちろん、埋めるべき問題点はたくさんありました。例えば、一般の会社であれば「受注したら、その通り納品」が当たり前と思いますが、当初の施設は「17時になったら帰る」が最優先。私たちも作業に参加しながら、これらの差を少しずつ埋めていったのは良い思い出です。
    ただ残念ながら、コロナにより事業を停止し、その間の世の中の変化により、そのまま事業撤退となりました。

  • 託児サービスイメージ
    託児サービス
    チケット購入者を対象に、キッズスペースマザーズ(東銀座)での託児サービスを無料で提供している。

    2009年には、託児サービスが始まりました。どうやって成立しているのか不思議です、可能な範囲でおしえてください。

    カンフェティ会員は、F1層(20-34歳女性)がもっとも多い層です。その層の方へのサービスとして、託児は必要なサービスと考えました。
    きっかけは、ありきたりですが、私の周囲ですね。私も当時M1層(20-34歳男性)でしたので、子育てする友人が周りに多くいましたが、一様に観劇をあきらめていました。それを見て、エンタメは息抜きに最適なはずなのに、そこに貢献できないのはおかしい、と。もはや勝手な使命感です。

    興行元や劇場が、興行ごとに託児をしている時があります。託児する場所としてはベストですが、効率も悪くコストがどうしても上がります。便利さとコストのバランスを探っているうちに、一種の保険のような考え方が生まれました。チケット購入者全員でサービスを支える考え方です。
    その後、協力企業を探しているうちに、「イベント託児」で実績豊富なマザーズさん、大手スクールのよみうりカルチャーさんに賛同いただき、とうとう「カンフェティでチケットを買えば託児無料」というインパクトあるサービスを開始することができました。
    これもコロナで託児場所などを縮小せざるを得ませんでしたが、現在もサービスは継続出来ています。育児中の息抜きに、ぜひ使っていただきたいですね。

  • 舞台人による1000のエールプロジェクト
    1000のエール
    舞台・エンタテインメント業界に広く携わる方々の気持ちを「エール」という形にし、エールを必要としているすべての人へ届ける特設サイトを開設。

    2011年には東日本大震災がおこりました。影響はいかがでしたか?

    東日本大震災では、もちろん会社も多大な影響を受けました。
    まず販売済みのチケットは全て払い戻し。その後も自粛や計画停電で公演中止でしたから、販売するチケットもない。そもそも同業他社も、払い戻しで手一杯で、新たな販売を止めていたと思います。
    社員は払い戻しで忙しいですが、会社の売上はマイナス伝票ばかりです。月間の売上高がゼロより低いマイナスなんて、初めての経験でしたから、焦りましたね。救いはその後、会社の規模が小さかったこともありますが、社員の頑張りで思っていたよりも早く販売再開にこぎつけ、会社が一段階あがるきっかけになったことでしょうか。

    2011年の4月下旬頃から、何度か行政の方を通じて「被災者の方に対して、私たちにできることはないか」と質問をしていましたが、やはりそれどころではない状況のようでした。そこで「せめてもの」と思い、印刷会社やデザイン会社などの発注先を、可能な限り福島県企業に振り向けました。
    さらに、社内外から湧き出てきたアイデアが、1000のエールプロジェクトです。エンタメは、どうしても衣食住の次であり、この衣食住がおびやかされた状態ではなかなか出番がない、そんななかで色々な想いから出たプロジェクトだったと思います。本当にたくさんの方からコメントを頂きました。何かの助け救いになったのであれば幸いですし、コメントを頂いた方にはあらためて御礼申し上げたいです。

  • 「カンフェティの旅」イメージ
    カンフェティの旅
    タレントとファン、そしてファン同士の交流を目指し誕生。北海道から沖縄まで、全国各地で開催された。
    「カンフェティの旅」写真

    震災からほどなくして、カンフェティの旅が始まっています。何か考え方に変化があったのでしょうか?

    カンフェティの旅は、4つの観点から試みました。東日本大震災を受けてビジネスの幅を持つべきと考えたこと、TKTSを視野に入れると有効と考えたこと、インバウンド誘致に必要な「交通」「食」を商品に加えるにはライセンスが必須だったこと、タレントツアーのニーズが増えると感じたこと、この4つです。
    いざ始めようと簡単に考えていたら、まず社内に有資格者が2名必要と知り「あと数か月で自分が資格試験にパスするしかない?」となる有様。前途多難でしたが、始めてみればタレントツアーを中心にニーズを捉え「ビジネス成立まであと少し」というところまできました。何度もツアーに帯同しましたが、参加者の満足度はめちゃくちゃ高い!確かにとても手間がかかりますが、エンタメの素晴らしさを拡散してくれるコアファンの完成にはとても良いと考え、拡大していました。そしてコロナ禍。リスクヘッジのために始めたはずがチケット事業と共倒れになり、残念ながら今も中断しています。

  • カブキグラス
    カブキグラスレンタル
    高性能なメガネタイプのオペラグラス。カンフェティでのチケット購入で1200円(カード会員は600円)でレンタルできる。

    カブキグラスの存在を、カンフェティのレンタルで知った一人です。このレンタル事業のいきさつを教えて下さい。

    カブキグラスレンタルは、似たようなオペラグラスのアイデアを考えていた矢先、もっと素晴らしいものが新発売されてしまったので、「参りました」と伝えたくアポをとったのが最初です。開発者のサンテプラス社長・坂田さんは、アイデア力はもちろん人間的にも大変素晴らしい方で、トントン拍子でそのレンタルを快諾してくれました。よって私たちは、開発はお任せで、レンタル管理と宣伝を請け負っています。
    昨年、G7広島サミット2023の各国首脳の配偶者向け贈呈品として採用されたときは、自分ごとのようにうれしかったですね。坂田さん、おめでとうございます!

  • カンフェティカード
    カンフェティカード
    カンフェティポイント2.5倍、抽選チケット当選確率5倍などの特典満載。年会費は初年度無料、年間1回以上のご利用があれば、次年度以降も無料になる。

    カンフェティユーザーとしては、ポイントがザクザク貯まるカンフェティカードはとてもありがたいです! ぜひ誕生秘話をおしえてください。

    おかげさまで、カンフェティ会員も50万人を超えるところまできますと、会員の二層化が必要になってきました。情報収集や年1回程度の購入頻度がメインのライト層と、年に数回以上の購入頻度があるコア層のすみ分けです。ただ、当時はまだ、システム上の理由で、複数の会員組織を持つことが出来ませんでした。さらに当時は、取り扱うチケットの種類が今ほど多くなかったので、毎月のようにカンフェティでチケットを買う方はまだまだ少数で、月額で費用を頂くほどの有料会員を設定する自信もありませんでした。
    そんな中、タイミング良くオリコカードさんからお声がけを頂き、カンフェティカード会員という枠組みを作ることで、ある程度当時の悩みを解決することが出来ました。買うほどお得になる仕組みにすることで、購入頻度で会員層を分ける施策は、おおよそその通りになりました。
    リリース時「特長ある特典が6つもあって面白い」と少し話題になったりもして、申込みも順調でオリコカードさんからお褒めの言葉を頂きました。引き続きじっくりと育てていきたいです。一方で「買うほどお得」となる特典ではない特典まで「せっかくだから」と盛り込んだ結果、その後リリースしたプレミアム会員※ との違いが少し判りづらい状況かもしれません。バージョンアップにもぜひご期待ください。
    ※プレミアム会員:システムの問題をクリアし2022年に開始した、有料会員制度

  • クレジットカード決済端末レンタルサービス
    クレジットカード決済端末レンタルサービス
    物販や当日精算で利用できる端末のレンタルサービス。インターネット環境が不要で、スムーズな精算を実現できる。

    クレジットカードを発行し、そして同時期にその端末レンタル事業まで!展開の速さに驚かされます。

    クレジットカード端末レンタルも、社員の意見からスタートしたサービスでした。コロナ禍を経て、一事業者が端末を保有するコストは飛躍的に下がりましたが、当時はまだ高価で、数か月に1回の公演で使う程度の頻度では、維持コストが見合わない状況でした。そこで、他の当社のサービス同様、我々がそのコストをいったん受け、互助サービスとできればWin-Winが成立すると考え、スタートしています。幸いカード会社さんも賛同くださり、手数料を特別レートにて運用する了承いただくことができました。結果、短期レンタルではどこよりもリーズナブルと思います。
    ただコロナを経て、状況も大きく変わっています。優位性がある今のうちに、当サービスも次なる展開を検討したいですね。

  • カンフェティクラブオフイメージ
    カンフェティクラブオフ
    カンフェティでのチケット購入や、主催者向けサービスの利用をすると、無料で国内・海外宿泊、レジャー、スポーツ、ショッピング、育児、介護などが優待価格でご利用にいただけるサービスを利用できる。

    カンフェティがあのダイナースクラブさんと関係していることが、正直少し驚きです。エンタメ界からも喜ばれているのではないですか?

    当社はダイナースクラブさんからたくさんのお力をいただいており、とても感謝しています。富裕層は、エンタメ業界全体にとり、とても重要な層と思います。その富裕層の世界最高峰ブランド・ダイナースクラブさんから、富裕層に向けて直接アプローチできる場を頂いている当社は、本当に恵まれています。「ダイナースチケットサービス」の運営全般を当社が担っておりますので、エンタメ業界の皆様にも、ぜひこのルートを有効に利用して頂きたいです。
    そして、この関係の構築にあたり、決して忘れてはならないのが、リログループさんです。当時ダイナースクラブさんは、世界一の金融グループ・シティグループに属されていたため、未上場の当社とは本来お取引は困難でしたが、そこをリログループさんが間に入って成立させて頂きました。今でも継続的にお力を頂いており、感謝しきれません。リログループさんとは、他にも当社サービス「カンフェティクラブオフ」でお世話になっております。

  • そしていよいよTKTSの登場ですね! あのTKTSが日本に上陸すると聞いたときは、心が踊りました。ぜひ詳しく教えてください。

    当社のTKTS事業に関しては、「困ったの解消」を起点としている他のサービスとは異なり、「将来」を見越したものになります。TKTS事業を展開する理由を話すには、「将来」やTDFというTKTS運営団体のことを話す必要があります。

    日本のエンタメ業界(特にステージ系)を長期的視点で考えた時、一刻も早く「裾野を広げる施策」を始めないといけないと、私は考えています。「日常的に観劇に行く人」を形成するには、親から子への伝承、若いときからの楽しい観劇体験といった、時間のかかる地道な努力が必要だからです。スマホゲームなど娯楽の種類が近年特に増えているなかでは、その裾野を広げる努力はさらに重要です。この業界に居る人間ならば、その努力は責務とすべきと私は思うくらいです。そしてこのエンタメ業界の問題に、日本の人口減少問題などを含めて考えると、「将来」に向けてやるべきことは初心者の取り込み、子どもからのアプローチ、インバウンドの取り込み…、といったことになります。
    「将来」に向けて取り組むにあたり当社は、唯一無二のステージ先進国アメリカの成功モデルを学び、そのモデルを日本で実践しようと考えました。そして学び先としてTDFという組織に注目し、TDFとの関係性構築に力を注ぎました。TDF(theater development fund)というのは、50年の歴史を持つ、アメリカミュージカル界の成功と発展の全てを支えてきたニューヨーク市の財団です。今では当社はTDFと非常に良好な関係を持つまでになりました。
    実はTKTSは、TDFが行う事業の一つに過ぎませんが、華やかさや世界的認知度の高さゆえ、TDFより広く知られています。当社もTKTSを先行して事業を進めていますが、当社が今後取り組もうとしていることは、TDFから得るもの全てであり、TKTSより広域な範囲になります。
    なお当社が得たTDFとのパイプは、当社にとり、日本のエンタメ界にとり、大変大きな財産となるはずです。TDFは、日本のエンタメの将来を明るくするたくさんのノウハウを持っています。2024年9月に、TDFと当社社員がニューヨークで交流する機会を設けましたが、参加した社員はみな一様に多くの学びを得たと言っています。「日本のエンタメ界の将来を担うのは自分なんだ」という強い気概で、この学びを活かしていってほしいですね。
    余談ですが、私は学生の頃からニューヨークTKTSのユーザーであり、ファンでした。その後この業界で起業し忙殺の日々を過ごす中でも、ファンだった故にTKTSのことを忘れることなく、手を組む青写真を描き続けることができ、有効関係を築けたのは、本当にラッキーだったと思っています。
    なお、TicketsTodayの名称は、TKTSのライセンス契約を結ぶ前のトライアルの際に使った名称です。よってTKTSへの名称変更とともに、TicketsTodayの名称は終了しています。

  • ニノダン
    ニノダン
    コロナ禍にリモートで行われた対談インタビュー本。好評のため、翌年第二弾となる「ニノダン+(プラス)」も発行。収益の一部は、医療従事者の方々に寄付された。

    15周年から20周年までの間には、コロナ禍もありました。そのなかでも新しいサービスが開始されていますね。

    コロナ禍は、もう言わずもがなですが、当社にとっても計り知れないダメージを受けました。まだその傷跡は消えません。
    東日本大震災の教訓から、複数の事業を展開しリスクを分散していたはずでしたが、全て直撃の憂き目に会いました。これは私の経営判断ミスです。
    コロナ禍での自分の心理状況は、正直思い出したくもありませんが、上を向いてこそ好転の可能性が出てくると自分にも社員にも言い聞かせ、思いついたものを全部やる気概で過ごしました。「ニノダン」「配信サービス」「チケット補償」「ブランドリニューアル」「シアティ」「ウイルス対策セット貸出」「業界職域接種」など、新サービスリリースや取り組みは約20にも及びました。
    コロナ禍への対処療法的なサービスが多かったので、コロナ禍の落ち着きとともに終了したサービスも多く、また失敗だったかなと思うものも正直ありますが、社内外に気概は見せられたのではないかと思います。

  • 社員集合写真

    次の5年10年に向けてメッセージをお願いします。

    まずはこういうインタビューの機会を頂いたこと、御礼申し上げます。日々やってきたことをじっくり振り返ることなぞ、20年間やってきたことが無かったので、逆にとても新鮮でした、ありがとうございました。
    この先5年10年について、すでに先の文中にかなり散りばめてしまいました。ここでまた言えることとすれば、「やりたいことだらけなので、乞うご期待」でしょうか。
    「20年企業だけど気持ちはベンチャー」を忘れずに、またあっという間の10年を過ごしていきたいですね。
    変わらぬご愛顧をどうぞよろしくお願いいたします。